今年の箱根駅伝はどこが優勝しそうですか?
出雲や全日本は國學院が2冠を達成したので今回は國學院ですか?
今年の國學院は強いね。
でも、箱根駅伝は距離が全く違うからどこが優勝するか分からないね。
過去の情報や注目選手から予想してみたよ。
2025年1月2日~1月3日に第101回箱根駅伝が開催されますね。
放送は両日ともに7:50~14:30ぐらいで、レース自体は例年通り8:00スタートですね。
昨年は青山学院大学が往路、復路ともに優勝する完全優勝の年になりました。
しかし今年は箱根駅伝の前哨戦になる出雲駅伝、全日本学生駅伝で青学は優勝できませんでしたね。
その2大会を制したのは國學院大學でした。
青学や駒澤を予想していた人も多かったので國學院の2冠は余り予想されていませんでしたね。
そして3大学生駅伝最後の箱根駅伝が年始に開催されます。
國學院が2冠の勢いで3冠を達成するのか、それとも青学や駒澤が阻むのか、別の大学が優勝をさらうのか、とても気になりますね。
そこで本記事では箱根駅伝2025の優勝予想と注目選手や見どころも紹介していきます。
ぜひ参考にしていただき年始の風物詩を楽しみましょう。
箱根駅伝2025の優勝予想は?
箱根駅伝2025の優勝校は青山学院大学と予想します。
駒澤や國學院、創価大学も上位に食い込んでくるとは思いますが、30回出場して7回優勝しているので勝率は驚異の23%になりますね。
他の優勝経験が豊富な常連校で勝率13%~15%ほどなので青学の勝率は飛抜けています。
しかも優勝している7回は原晋監督になってからの2009年~2024年までの15大会で獲得しているので2回に1回は優勝していますね。
箱根にとても強いので作戦にはかなり自信があると思いますよ。
ただ、箱根は何が起こるか分からないので予想になりますが順当に行けば青山学院大学が優勝すると思います。
過去3年間で上位に入った大学の結果は?
箱根駅伝の優勝校を予想するために過去3年で上位10位に入った大学の結果をまとめました。
過去3年にしたのは今年の4回生が入学した年からの成績で見ないと今年の予想が立てにくかったからです。
上位10位の理由はシード校が優勝しているのか、予選から上がってきた大学が優勝しているのか調査が必要でした。
過去の優勝校を見ると予選から上がった大学が上位に食い込むことは無く青学と駒澤が安定して強いですね。
今年は箱根前の出雲、全日本大学では青学、駒澤、國學院、創価が1~4位を独占しました。
特に青学、駒澤、國學院はどの大会も1分以内の差なのでほぼ力の差は無さそうです。
箱根で勝つには選手の力はほぼ互角なので、距離と風とコースの起伏や選手のコンディションなどを考慮した作戦が明暗を分けそうですね。
このことからも箱根を知り尽くしている原監督がいる青学が有力と言えそうです。
順位 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
1位 | 青山学院大学(シード校) | 駒澤大学(シード校) | 青山学院大学(シード校) |
2位 | 順天堂大学(シード校) | 中央大学(シード校) | 駒澤大学(シード校) |
3位 | 駒澤大学(シード校) | 青山学院大学(シード校) | 城西大学(シード校) |
4位 | 東洋大学(シード校) | 國學院大學(シード校) | 東洋大学(シード校) |
5位 | 東京国際大学(シード校) | 順天堂大学(シード校) | 國學院大學(シード校) |
6位 | 中央大学 | 早稲田大学 | 法政大学(シード校) |
7位 | 創価大学(シード校) | 法政大学(シード校) | 早稲田大学(シード校) |
8位 | 國學院大學(シード校) | 創価大学(シード校) | 創価大学(シード校) |
9位 | 帝京大学(シード校) | 城西大学 | 帝京大学 |
10位 | 法政大学 | 東洋大学(シード校) | 大東文化大学 |
上位校で2024年に出場した選手が多く残っているのは?
上位校で2024年に箱根駅伝に出場した選手が多く残っているのは國學院大學で、ほぼ全員残っていましたよ。
昨年箱根に出場した選手が多く残っている方が経験値が残っているので有利になりますね。
しかし國學院はほとんど全員が残っていますが残っているメンバー全員で出雲や全日本を戦っているのでコンディション調整が気になります。
創価も出雲や全日本はほとんど同じメンバーでした。
青学と駒澤は半分ぐらいが違うメンバーを入れていたのでコンディション調整の面でも箱根にピークを持って行けるので有利になりそうです。
青山学院大学 | 駒澤大学 | 國學院大學 | 創価大学 | |
昨年出場して今年も残っている選手(10人中) | 7人 | 6人 | 9人 | 7人 |
昨年補欠で今年も残っている選手(6人中) | 4人 | 4人 | 5人 | 6人 |
番狂わせはある?
番狂わせがあるとしたら創価大学あたりが上位に来る可能性があります。
順当に行けば青学が優勝しそうですが箱根は長距離、標高の高低差、天候や選手のコンディションなど勝敗を左右する要素が多いです。
そのため番狂わせの可能性があって、数々のドラマが生まれてきたこともありますよね。
創価大学は昨年の箱根は8位でしたが7区まで5位であったこと、今年の出雲駅伝や全日本大学駅伝では國學院、駒澤、青学に次ぐ4位でした。
ただ、タイムとしては2~3分と上位3校と開きがあるのでまともな勝負だと分が悪いです。
距離や標高、天候は全校共通なので選手のコンディションをどれだけ調整できるかがポイントになってきそうですね。
上位校が失速するようなアクシデントがあれば創価が上位に食い込んできそうです。
昨年の4位、5位であった城西大学と東洋大学は出雲駅伝や全日本大学駅伝で上位に上がってこれなかったので今年は厳しそうですね。
箱根駅伝2025の注目選手や見どころも紹介!
注目選手はやはり各チームのエースですよね。
見どころはエースが走る区間や難所や逆転劇、ゴールになる区間ですね。
エースはそのチームの顔ですし、もちろん実力もあるので必然的に注目が集まりますよね。
中にはイケメンエースもいるので事前にチェックしている人も多いですよ。
見どころはそのエースが走る区間や山登り、山降り、気温差のある難所など見応えのある区間が人気です。
エースなので難所を任されることもありますから難所の注目度も上がりますね。
また難所は様々なドラマが生まれることがあるので人気区間でもあります。
特に「山の神」と呼ばれる選手を輩出する区間は難所であるため大きな順位変動やタイムが期待される大人気区間もありますね。
またそれぐらいの難所なのでコンディション不良でリタイアしてしまう選手が出てしまうなどドラマもあります。
注目選手選とその理由を紹介
注目選手とその理由を紹介します。
やはり青山学院、駒澤、國學院はエース級の注目選手が2名いるのでどの区間を走るのか注目ですね。
注目選手として挙げた理由は三大駅伝で区間上位であったり、代表や日本記録を取っているなど優秀な成績を収めていることを中心に選出しました。
選手名 | 大学名 | 理由 |
太田 蒼生 4回生 (おおた あおい) |
青山学院大学 | 1回生 箱根駅伝区間2位 2回生 箱根駅伝区間2位 3回生 箱根駅伝区間賞 4回生 全日本大学駅伝区間2位 箱根駅伝に照準を合わせるスペシャリスト、青学Wエースの1人 |
黒田 朝日 3回生 (くろだ あさひ) |
青山学院大学 | 2回生 出雲駅伝区間賞、箱根駅伝区間賞 3回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間賞 青学Wエースの1人 |
佐藤 圭汰 3回生 (さとう けいた) |
駒澤大学 | 1回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間2位 2回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間賞 駒澤の次期エース |
篠原 倖太朗 4回生 (しのはら こうたろう) |
駒澤大学 | 2回生 全日本大学駅伝区間2位、箱根駅伝区間2位 3回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間2位、箱根駅伝区間賞 4回生 全日本大学駅伝区間賞 駒澤のエース |
平林 清澄 4回生 (ひらばやし きよと) |
國學院大學 | 1回生 箱根駅伝区間2位 3回生 全日本大学駅伝区間賞、箱根駅伝区間3位 4回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間2位 2024年2月に学生日本記録と初マラソン日本記録を更新 國學院のエース |
青木 瑠郁 3回生 (あおき るい) |
國學院大學 | 1回生 全日本大学駅伝区間賞 2回生 U20日本選手権5,000m優勝、第27回日本学生ハーフマラソン優勝 國學院の次期エース |
吉田 響 4回生 (よしだ ひびき) |
創価大学 | 1回生 箱根駅伝区間2位(東海大学在籍時)*3回生から編入 3回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間賞 4回生 出雲駅伝区間賞、全日本大学駅伝区間2位 創価山登りのエース |
箱根駅伝2025の見どころは?
箱根駅伝2025の見どころは注目選手が走る区間やエース区間、難所の区間が見どころになってきますね。
各区間の見どころがあるのでどの区間も目が離せません。
特に5区はおそらく創価の吉田選手が走ると思われますので「新・山の神」が誕生するかもしれませんよ。
区間 | 距離 | 区間記録 | 見どころ |
1区 | 21.3km | 1時間00分40秒 | レースのスタート区間 スピードランナーが多い 走ったことのある注目選手:篠原、青木 |
2区 | 23.1km | 1時間05分49秒 | エース区間 距離が最も長く13kmからの権太坂が難所 順位の入れ替わりが多い区間の1つ 走ったことのある注目選手:黒田、篠原、平林 |
3区 | 21.4km | 59分25秒 | 下り坂があるスピード区間 海風による天候影響がある 走ったことのある注目選手:太田、佐藤、青木 |
4区 | 20.9km | 1時間00分00秒 | 以前は新人区間だったが距離が延びエース級に近い選手が多い 走ったことのある注目選手:太田 |
5区 | 20.8km | 1時間09分14秒 | 往路最大の難所である山登り区間 800mの高低差による気温の変化やアップダウンを超えた先に往路ゴールがある 走ったことのある注目選手:吉田 |
6区 | 20.8km | 57分17秒 | 復路のスタート区間 下りが多くハイスピードなレースになる |
7区 | 21.3km | 1時間01分40秒 | 太陽が昇ることで朝との気温差が影響する区間 |
8区 | 21.4km | 1時間03分49秒 | 優勝やシード争いが激しくなる区間 気温、風、アップダウンがポイントになる |
9区 | 23.1km | 1時間07分15秒 | 往路2区と同じ最長区間 最終10区につなぐ重要区間なのでエース級が多い 走ったことのある注目選手:平林 |
10区 | 23.0km | 1時間07分50秒 | 最終区間 優勝やシード争いの最後の意地がぶつかり大逆転やトラブルが起きる可能性もある |
まとめ
今回は箱根駅伝2025の優勝予想と注目選手や見どころも紹介しました。
箱根駅伝2025の優勝は青山学院大学と予想します。
過去の傾向からシード校から優勝校が出ていること、出雲や全日本では選手を使い分けていること、何より箱根の勝率が高いことが理由です。
出雲や全日本の結果では國學院、駒澤とほとんど差がありませんでした。
選手の力は拮抗しているので差が出てくるのは作戦や采配になってきます。
勝率が高いということは戦い方を知っているということなのでこの差は大きいですね。
よって、大きなトラブルなく順当に行けば青山学院大学が優勝すると思われます。
番狂わせがあるとしたら創価大学の可能性がありそうです。
上位校にコンディション不良などのトラブルが発生した場合に優勝しそうなダークホースとしては十分な成績を今期残しているので可能性はありますよ。
注目選手は各上位の大学で2名はエース級がいてその選手がその区間を走るか見ものですね。
5区では「新・山の神」が誕生するかもしれないので目が離せません。
各区間ごとに見どころがあるのでどこを見ても楽しめそうですよ。
選手の力は同等なので熱いレースが見れそうですね。