子供がホワイトボードマーカーの蓋をしなくて
乾燥して書けなくなりました。
復活させることはできますか?
我が家も同じことがたまにありました。
簡単に復活できる方法があるので紹介しますね。
職場や家庭で使われるホワイトボード。
私も職場や家で使っています。
書いてすぐ消せてとても便利ですよね。
使おうとしたときに書けない経験をしたことはありませんか?
私は子供が使ったまま蓋をしておらずペンが乾いて書けなくなりました。
色んな人が使うので扱いが悪いとペンが乾いて書けなくなることがよくありますよね。
今回はホワイトボードマーカーが乾燥した時の復活方法をご紹介します。
ホワイトボードマーカーが乾燥した時の復活方法なのでインクがあることが前提です。
油性と水性で復活方法が違いますのでそれぞれに合った方法をご紹介します。
この方法を知ることで途中使いのホワイトボードマーカーを捨てずに最後まで使いきれます。
やり方はとても簡単なのでぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること |
・ホワイトボードマーカーが乾いた時の復活方法 |
・ホワイトボードマーカーが乾く原因 |
・ホワイトボードマーカーを乾かさない扱い方 |
ホワイトボードマーカーが乾燥した時の復活方法
ホワイトボードマーカーが乾燥した時の復活方法は2つです。
・水性は無水エタノール
・油性は除光液
この薬品を使用することで乾いたホワイトボードマーカーがまた書けるようになります。
私もこの方法で何度かホワイトボードマーカーが書けるようになりました。
職場では他の人が使って蓋がしっかり閉まっていなかったので乾いてしまい書けなくなりました。
私の職場では無水エタノールを使うことがあるのでそれを使用して書けるようにしたことがあります。
家では子供たちが複数色のペンを重ね塗りしてしまい目詰まりや他の色と混ざった色になってしました。
この時は油性のペンだったので妻の除光液を使って書けるようにしました。
このように蓋がしっかり閉まっていなくて乾いてしまった時や重ね使いをして目詰まりした場合でも使えます。
どちらもこの方法で復活させて最後まで使い切りました。
水性は無水エタノール、油性は除光液
水性のホワイトボードマーカーは無水エタノールを使うことで書けるようになります。
また、油性の場合は除光液を使えば大丈夫です。
無水エタノールを使うか、除光液を使うかの違いだけでやり方は同じです。
ホワイトボードマーカーの蓋に無水エタノールまたは、除光液を入れて蓋を閉めます。
閉めるときに無水エタノールや除光液が溢れることがあるので溢れてもいいように流し台でやるといいです。
蓋を閉めたまま10分ほど置きます。
この時にペンを立てたままだとインクの成分が偏ってしまうので横にして置くといいです。
私の場合はインクや無水エタノール、除光液が漏れてもいいようにタッパーなどの受けの上に横にして置きました。
また、蓋を閉めるときは蓋いっぱいに薬液が入っているので勢いよく閉めると飛び散ります。
飛散防止のため軽く閉めた後にティッシュペーパーなどでくるんでから閉めるといいです。
職場の場合は貼り紙をして周りに知らせるのも配慮ができていいですね。
置いた後、蓋を取ってペン先をティッシュペーパーなどで軽く拭きます。
この時、ティッシュペーパーのカスが残らないようにしてください。
カスがあるとインクが出る細かい穴を塞いでしまいカスレの原因になります。
拭いた後はホワイトボードにゆっくり円を描いてください。
きれいに書ければ大丈夫です。
きれいに書けない場合はもう一度繰り返します。
何度繰り返してもダメな場合は中のインクが固まったかインクがないので交換してください。
無水エタノールが無かった時に除菌用のアルコールジェルを使ったことがありますがやめましょう。
ジェルが蓋に残ってドロドロになってしまったので掃除が大変でした。
また、無水エタノールと比べて濃度が低いのでうまく書けるようになりませんでした。
濃度の影響かジェル成分きれいに拭き取れてなかったと思われます。
なので無水エタノールを使うようにしてください。
無水エタノールも除光液も100均やドラッグストアで購入できます。
使用量はとても少ないので他に使わなければたくさん買う必要はありません。
ホワイトボードマーカーが乾燥する原因
ホワイトボードマーカーが乾燥する原因は1つです。
「蓋の閉め忘れ」つまりペン先が出たままの状態になっていたからです。
蓋を閉め忘れると揮発成分が気体になってしまいます。
揮発成分が無くなるとインクが固まるのでインクが出る穴が詰まって書けなくなります。
詰まると書けなくなるのでホワイトボードマーカーが書けない要因はインクの目詰まりでも書けなくなります。
それと、ホワイトボードマーカーをどのように保管していますか?
立てて保管していませんか?
蓋についているマグネットやペン立てに立てて保管するのは良くありません。
インクの中の成分が分離して目詰まりやカスレの原因になります。
インクの成分は顔料が重く揮発成分や剥離成分が軽いです。
ペン先を上にすると揮発成分や剥離成分が上側に来るのでインクが薄くなりカスレが起きます。
逆にペン先を下にすると顔料が下りてくるので目詰まりで書けなくなります。
しっかり蓋をしていてインクもあるのに書けなくなったときは保管するペンの向きが原因の可能性があります。
ペン先を上にして保管した場合の対策はペンを振ってインクの成分を混ぜてから使ってください。
ペン先を下にした場合は水性なら無水エタノール、油性なら除光液で顔料を溶かして復活させることができます。
やり方は上記の「復活方法」を参考にしてください。
ホワイトボードマーカーを乾燥させない扱い方
ホワイトボードマーカーを乾燥させない扱い方は1つです。
しっかり蓋をして「密閉する」ことです。
密閉することで揮発成分の気化を防ぎペンが乾かないようにします。
ただ、前述した通りペンを立てて保管しても書けなくなることがあります。
よって保管方法も「書けなくなる」ことに対しては重要です。
では、どうやって保管するのが良いのでしょうか?
それは「横にして保管する」です。
ペン受けに横にして置いたり、マグネットで引っかけて横向きにします。
横向きにして保管することでインク成分が分離してもペン先に影響を与えにくいです。
それによってカスレや目詰まりによって書けなくなることを防げます。
これは最初から最後まで使い切るだけではなく、ホワイトボードマーカーを買う時にも使えます。
お店でホワイトボードマーカーを買う時に横向きに置いてあるか、縦向きにおいてあるかを見ます。
横向きに置いてあれば買いますが、縦向きに置いてあったら買いません。
特にペン先を下にして置いてあるお店では絶対に買いません。
いきなり目詰まりしている可能性があるからです。
今のところそのようなお店を見たことはありませんがお店で買う時は注意してください。
私の家でも横向き保管して、しっかり蓋を閉めることで復活方法を使わなくても最後まで使い切るようになりました。
私の家のホワイトボードはペン受けがありません。
ペンの保管はマグネットに引っかけて横向きにしていますが子供たちに片付けをさせるために工夫をしました。
それはペンの形をした置き場マークを作ることで「ここに戻すよ」と目印にしました。
遊び半分で競争させながら片付けるとすぐにやるようになりました。
蓋をしていなければ置き場マークと違うので子供も楽しんで片付けるようになりました。
このように使っている人を巻き込みながらルールを作っていけば苦にならずに保管が身に付くようになります。
まとめ
ホワイトボードマーカーが乾燥した時の復活方法はご理解いただけましたか?
乾いてしまったときは水性なら無水エタノール、油性なら除光液です。
水つながりで「水性は無水」と覚えると覚えやすいですね。
簡単に元通りになるので乾いてしまったときには、ぜひ試してください。
無水エタノールは消毒やシールなどの糊残りを落とすことにも使えます。
除光液はマニキュアを落とすことに使われることが多いですがインクが服に付いてしまったときでも使えます。
無水エタノールも除光液も様々な使い方ができるので1本あると便利ですよ。
そして乾かないようにするために「しっかり蓋を閉める」、「横向きに保管する」を守りましょう。
そうすれば対応する必要は無くなるので、まずは予防から始めることが重要ですね。
予防をしてそれでも書けなくなってしまった場合は復活方法をやってみるという構えでいいかなと思います。
せっかく買ったペンなので最後まで大切に使いましょう。