子供が液晶画面に油性マジックで落書きしたのですがアルコールで消しても大丈夫ですか？
液晶画面をアルコールで拭くのはやめた方がいいと聞いたことがあるよ。
実際にどうなのか調査してみたよ。
在宅ワークが増えて自宅でPC作業をしたり、TVも画面が大きく小さな子でも触れる高さにあったりしますよね。
少し目を離した隙に画面に油性マジックで落書きされたなんてことがあります。
特に小さい子は大胆に大きく書くので目立つし、そのままでは気になってPC作業やTV視聴がしにくいですよね。
油性マジックだからアルコールで消せばいいなんて軽い考えでやってしまうと、とんでもないことになるかも知れませんよ。
すぐに買い替えるようなどうでもいいモノであればそれでもいいですがPCやTVなどは簡単に買い替えや修理ができないですよね。
そんなときに液晶画面にアルコールを使って本当に大丈夫なのか気になる人も多いと思います。
そこで本記事では液晶画面に付いたマジックを消す方法やアルコールがダメな理由や汚れ防止方法も調査しましたのでご紹介しますね。
参考にしていただき高価な電子機器なのできれいにして大切に使いましょう！
液晶画面に付いたマジックを消す方法は？
アルコールを含んだ液晶画面用クリーナーを使ってクリーナー用の布に少し染み込ませ繰り返し軽く拭くといいですよ。
ただし、ブラウン管やプラズマテレビなどは表面のコーティングをはがすことがあるのでクリーナー選びは慎重にしましょう。
よく無水エタノールがいいという情報が出ていますがマジックを消すことについては合っていますが画面のコーティングを剝がしてしまいます。
クリーナーにもエタノールを含んでいる物と含んでいない物がありますがマジックの場合はエタノールを含んでいる物にするといいですよ。
エタノールを含んでいるのでコーティングには良くないですが無水エタノールより薄められているのでコーティング剥がす効果は弱くなります。
またクリーニングする時は電源を切ってコードを抜いてくださいね。
通電していると垂れた時にショートして故障することがありますよ。
過去にカーナビのタッチパネルを拭いたときに画面下にあるボタンが効かなくなりリモコンを買ったことになりました。
もう一つの対策としてクリーニング用の柔らかい布に軽く染み込ませて拭いたらすぐに乾くぐらいにして使いましょう。
すぐに乾くことでコーティングへの浸透が防げますよ。
ゴシゴシ拭くと画面を傷つけるので軽く拭くようにすればきれいになります。
アルコールを使わずにマジックを消す方法は？
アルコールを使わずにマジックを消す方法は中性洗剤を使うことです。
ただしこちらのやり方は薄くはなりますが完全には消えないことがありますよ。
やり方はクリーナーを使用した時と同じでクリーナー用の柔らかい布に染み込ませて拭き取ります。
中性洗剤もコーティングを剥がしてしまうので水で100倍以上に薄めて固く絞ってから拭いてください。
どうしても消えない場合は？
どうしても消えない場合は無水エタノールを使いましょう。
何度も紹介していますが無水エタノールは画面のコーティングを剥がすので軽く湿らせてなるべく擦らずに拭くといいですよ。
一度拭いたら画面を確認してエタノールが乾いてから拭くようにするとコーティングが剥がれにくいです。
何度も拭かないと取れない場合は乾かしながら少しずつ消していきましょう。
無水エタノールは濃度が高いので薄めて使うのも効果的ですね。
薄めて使う時は70%程度の濃度になるように薄めるとコーティングが剥がれにくくなります。
全く剥がれないわけでは無いので慎重に作業することに変わりはありませんよ。
液晶画面に付いたマジックを消すのにアルコールがダメな理由や汚れ防止方法は？
液晶画面に付いたマジックを消すのにアルコールがダメな理由はコーティングを剥がしてしまうからです。
そのため、汚れ防止に最適なのは画面の保護フィルムやプライバシーフィルターを使用して直接画面に落書きできないようにするとフィルムやフィルターの交換だけで済みますよ。
コーティングの修理にはモノによりますが5,000円ほどかかりますが、フィルムやフィルターであれば3,000円ほどで買えるので保険としては安く済みますね。
仮にコーテイングが剥がれてしまってもフィルターなどを付けることで目立たなくなるし気になる人はコーティングを全部剥がしてフィルムを貼るのも対策になりますよ。
マジックが付いてしまうことは子供のいたずらが多いと思うのでどんなタイミングで起きるか予測ができません。
そのため常に付けておける粘着式のフィルムやフィルターがおすすめですね。
アルコール以外に使ってはダメな物は？
アルコール以外に使ってはダメな物はティッシュやマジックファイバーなどの固い布やアルカリ電解水です。
これらは固いので画面を傷つけ、アルカリ電解水はコーティングを剥がします。
また水拭きをすると揮発性が悪いので拭き残しができますよ。
水拭きをする場合は乾く前に乾いた布で拭きとるようにすると拭き残しが減りますね。
クレンザーや研磨剤を含んだものもキズの発生につながりますよ。
例えばガラスクリーナーには研磨剤が含まれていますし、メラミンスポンジは削る効果があるので傷だらけになったり効果があるのでが剥がれます。
ティッシュは柔らかそうに見えて実は固いのでティッシュを使うならキッチンペーパーの方が柔らかいのでおすすめです。
正しい液晶画面の掃除方法は？
液晶画面の掃除方法の基本は電源を落としコードを抜いた状態で濡れたものは使わずに掃除することです。
エアダスターや毛先の柔らかいブラシでほこりを払って乾いたクリーニング用の布で優しく拭きます。
手の皮脂などの油汚れは落ちにくいのでそのような場合は水やぬるま湯を使って固く絞ったクリーニング用の布を使って拭いた後に乾いた布で拭きます。
それでも落ちないような頑固な汚れについては中性洗剤を100倍以上に薄めたぬるま湯を固く絞って拭くことで落とします。
出来るだけ化学薬品を使用するのは避けるのが鉄則です。
どうしても化学薬品を使わないと落ちない場合は薄めるや軽く湿らせる程度にてコーティングの状態を確認しながら行いましょう。
まとめ
今回は液晶画面に付いたマジックを消す方法やアルコールがダメな理由や汚れ防止方法をご紹介しました。
液晶画面に付いたマジックを消す方法はアルコールを含んだ液晶画面用クリーナーを使うといいですよ。
ただし、アルコールを含んでいるのでコーティングが剥がれないか注意が必要ですね。
使用する時は直接掛けずにクリーニング用の布に軽く染み込ませて少しずつ拭ていくといいですよ。
アルコールを使わない場合は中性洗剤を100倍以上に薄めて使いましょう。
このやり方は薄くはなりますがきれいに消えない可能性がありますね。
液晶画面にアルコールがダメな理由は画面のコーティングが剥がれてしまうからです。
そのためどうしてもアルコールを使わなければいけない場合は無水エタノールを70%程度に薄めてクリーニング用の布に軽く染み込ませてコーテイングの状態を見ながら拭きましょう。
液晶画面のコーテイングは繊細なのでフィルムやフィルターを使って落書きなどを防止することも重要な対策ですね。
液晶画面の製品は高価なので子供がいたずらしても大丈夫な対策をしておくと安心して使い続けられますよ。